「Crew is No.1 Attraction!」。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で働くクルーの在り方を表す言葉だ。ゲストに対するクルーの積極的なコミュニケーションは、感動や驚きを生みだす。クルーの存在そのものが最高のアトラクションになり得るという意味である。そのためには、親切丁寧さだけでは刺激が足りない。常にU(ユニーク)、S(スマート&スマイル)、J(ジョイフル)を意識し、チャレンジ精神を持ちコミュニケーションを取り続ける必要がある。この失敗を恐れず挑戦しようと思う風土の醸成要因の一つがUniversal Academyと呼ばれる社内大学の存在だ。誰もが活躍できる、自ら行動できる人材と組織を作ることを目的に創られた。このUniversal Academyの初代学長が梅原千草である。USJの新入社員1期生として入社した梅原は、主に人事領域でUSJの様々な時代を経験した。驚異的な復活を遂げたUSJだが、人材育成や組織風土造りにおいては、混乱期、変革期に取り組みを行った梅原のような存在が大きいのではないだろうか。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 元人材開発マネージャー
Universal Academy初代学長
株式会社SmiLearn代表取締役
USJ立上げ期~混乱、安定、発展期と流れを経験し、組織の変化とともに自分自身の変化が求められる中、試行錯誤をしてきました。その中で様々な挑戦と挫折を経験しながら、どうすればより良い組織、より成長する組織になるのか?を考えてきました。心理的安全性という言葉を耳にしますが、決してゆるい 組織が求められているという意味ではなく、安心と同時に興奮も得られる組織が求められていると思っています。個人として、上司として、経営者として、安心と興奮を得る、与えるためには何が必要なのか?経験談をお話しながら、一緒に考え、「どうせ働くなら楽しもう!」と思っていただけるような時間をご提供させていただきます。
V字回復に向けたマーケティングの成功により、顧客の期待値が高まったとき、現場では何が起こるでしょうか?期待値が高まれば、満足感を提供することへの難易度が高まります。多様性の受容、忍耐力の低下、モノからコトへの移行という社会の変化もふくめ、顧客体験価値を高め、良い口コミやリピートをしてもらえるサービス力を作りだすのは難しい。USJには、マジカル・モーメント(奇跡的な瞬間)を創り出そういう考え方があります。大事にしているのは、ひとりひとりが、目の前の人に対して、何が求められているのかを考え、やってみること!正解のない、答えのないものへの挑戦について、USJでの接客経験、現場リーダー経験、人事でのスタッフ教育経験などを踏まえて、より良い接客に繋がるヒントをお伝えいたします。
私のモットーは「どうせ働くなら、楽しまなきゃ損!」。USJの立ち上げ期、混乱期、安定期、変革期…様々な困難に出会ってきました。その中で学んだことは、視点は変えられ、行動は変えられるということ。目の前の出来事は、自分ではどうにもできないことも多いかも知れません。でも、その出来事をどう見て、何を考えるかは自分で決められます。どんな環境でも、自分らしく働き、自分らしく成長し、自分がやりたいことの実現へと繋げることができれば、働くこともおもしろくなるのではないでしょうか。今のUSJができるまでの紆余曲折を経験し、V字回復の裏側にある人の感情や職場の環境を見てきた経験から、働くうえで大事な考え方、行動、コミュニケーションについてお話させていただき、どうせ働くなら楽しもう!自分から動き出そう!と思えるお時間をお届けいたします。
多様な考えや価値観を持つ部下や後輩とどう接し、どう育成すればよいのか迷いや悩みはありませんでしょうか?私自身、パークの現場で約100名のアルバイトスタッフをまとめるリーダーになったとき、人事部で年上や同期の部下をもつことになったとき、各部署、各職種のプロフェッショナルを集めたプロジェクトリーダーになったとき。メンバーとの接し方に失敗し、信頼を失ってしまったことや成果は出ているけれどメンバーが疲弊してしまったこと、気を使いすぎて自分を見失ってしまったことなど、数えきれない失敗経験をしました。1人では成し遂げられないことも、チームで取り組めば実現できることが増えていきます。まずは「1」を強くし、そして「1+1が2以上」になるようなチームを作り、チーム力を発揮するにはどうすればよいのか、悩み、壁にぶつかり、乗り越えを繰り返してきた経験をもとに、現在取り組んでいるリーダー育成で出会った多くの悩める上司と接した経験も加味してお話ができればと思います。その結果、少しでも上司のみなさんの笑顔が見られることを願っています。
変化の激しいVUCA時代を生き抜くためには、企業としてチャレンジすることが求められます。ただ、チャレンジは時として、反対勢力や大きな不安が生まれるもの。経営陣の強いリーダーシップを活かしつつ、ネガティブな感情へも向き合い、従業員へのフォローの仕組みを作ることも大事です。V字回復をするということは、あらゆる社内の声が生まれます。多様な声を活かし、多様な人材を活かす組織。組織として「人」を活かすヒントを1つでも持って帰っていただけるよう、失敗も多数ではありますが、USJでの採用経験や社内大学創設経験、さまざまな業界での人材開発コンサルティング、研修経験をもとにお話をさせていただきます。
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