Amazon.com。そのストーリーは1994年、創業者ジェフ・ベゾスの自宅ガレージから始まる。2003年、小西みさをは「黒船」として、まだ世間から厳しい目で見られていたアマゾンの日本法人に入社する。ほぼゼロだった広報部門を立ち上げ、顧客、その他ステークホルダーとの信頼関係構築をコミュニケーションを通じて担ってきた。2011年にはその功績が認められ、経営メンバーに就任。その後、広報本部長として、広報活動を統括し、その結果2015年にアマゾンは日本のトップブランドとして認めらる。13年にわたるアマゾンのキャリアのなかで、広報戦略立案から、実行にいたるまで、さまざまなコミュニケーション手法およびメディアとのネットワークを活用し、マイナスイメージからのスタートだったアマゾンの認知度向上、およびブランド価値向上に大きく貢献した。一貫して「伝える」仕事に従事してきた小西みさをは広報のプロフェショナル。フットワーク軽く、明るく屈託のない笑顔は人を惹きつける魅力に溢れている。
元アマゾン ジャパン広報本部長
AStory合同会社 代表
aLLHANz合同会社 代表
今や誰しもが知っているアマゾン。そんなアマゾンにも黎明期がありました。日本での黎明期は社会との信頼関係を構築している時代で、どちらかというと社会の評価は低かったと記憶しています。そんなアマゾンが急成長した裏側には、顧客中心主義で事業開発を行ってきたことはもちろんですが、事業推進とともにアマゾンが伝え続けたストーリーがあるからです。私はアマゾンが伝えるべきストーリーを伝えたい方々に届くようにコンンテンツをつくりチャネルを開拓し、アマゾンのブランド価値向上に貢献してきました。今の時代、素晴らしい製品やサービスをつくるだけでは顧客の支持は得られにくくなっています。そこにどのようなストーリーがあり共感を呼ぶことができるのかが、顧客のエンゲージメントを高めるための大切な要素となり、事業の成功の鍵にもなり得ます。是非多くの方々にアマゾンで学んだストーリーの作り方、伝え方の極意について共有させていただければ幸いです。
成長企業には共通点があります。社員一人ひとりが企業理念やミッション、行動理念を理解し、その実現のための行動が出来ているという点です。アマゾンの社員も理念とそれを実現するためのOLP(リーダーシップ理念)という行動指針を理解し、日々の業務に落とし込んでいます。企業規模が大きくなっても変わりません。それがアマゾンの成長を支える源泉です。では、どのようにして、その環境を構築しているのか?そこには3つの仕組みがあります。採用と人事評価制度、経営・マネジメント層の行動、広報をはじめとした社内コミュニケーションです。小西は経営メンバーとして3つすべてに携わってきました。講演ではアマゾンでの経験をもとに自社の理念を浸透させる仕組みを伝えます。
急速に変化する現代のビジネス環境では、働き方が多様化し、優秀な人材が多くの選択肢を持つ時代となりました。企業が長期的な成功を目指し、価値ある人材を確保し続けるためには、トップのコミットメントと戦略的なコミュニケーションが不可欠です。成長企業に共通するのは、経営トップが力強いメッセージを発信し、社員の心を動かし、企業全体の一体感を醸成していることです。本講演では、Amazonをはじめとする成功企業の事例を交えながら、内外に向けた発信の重要性とその効果的な手法を深掘りします。さらに、トップがステークホルダーから共感を得るためのアプローチや、メディアから見た優れた経営者像についても取り上げます。企業の成長を支える「トップのコミュニケーション」のエッセンスを学び、社員のエンゲージメントを高めるための具体的な方法を伝えます。
1994年、Amazon.comは生まれました。成長とともにアマゾンの認知度は上がり、いまや世界で知らない人の方が少ないのではないでしょうか?その裏にはアマゾンの事業推進だけでなく、徹底したメッセージの作り方、発信方法があります。キーワードは「ビジョン」と「ストーリー」。講演ではアマゾンが成長した理由とともに、「伝わる」ための仕組みとルールをお伝えします。
アマゾンは何故多くの顧客に支持されるようになったのか?急成長したアマゾンのストーリーには、社会の共感を得るために長期的視点で実践してきたパーパス・ブランディングの存在が欠かせません。また、昨今、VUCAと言われる予測不可能な中で、社会から共感を得られない企業は淘汰されていく時代になっています。いち早くパーパス・ブランディングの重要性に気づき着手する企業に明るい未来が訪れます。講演ではアマゾンでの経験をもとに、企業価値の向上を目指すパーパス・ブランディングとは何か?どう実践すればよいかを伝えます。
「次世代リーダーが育たない」「採用した人材のパフォーマンスが上がらない」「人事評価の基準が曖昧で部下から不平が出る」など管理職には長年変わらない共通した課題があります。先行き不透明な時代に属人的に解決するよりも、課題を解決する仕組みを作ることが今後企業の事業推進を加速させる秘訣になります。講演では、これらの課題を中心にアマゾンで実践されている人材マネジメントの役立つ仕組みをお伝えします。
グローバル企業であるアマゾンは性別はもちろん、文化や宗教など多種多様な背景をもつ人々が働いています。本テーマは働く女性に焦点をあて、女性が働きやすい職場環境を実現するアマゾンの取組を伝えます。小西自身、子育てをしながら紆余曲折しキャリアを築いてきました。その体験を踏まえ、成功談・失敗談を交えてお伝えします。
驚異的な速さで成長を続けるアマゾン。社内プレゼン、企画書、メンバーとのやり取りなど、情報を的確に且つ、スピード感をもって伝えるルールが存在します。円滑な社内コミュニケーションはチームメンバーのモチベーションを向上させ、人材を成長させます。ひいては社内環境向上により人材流出を防ぐことにも繋がります。講演ではアマゾンで実践されているコミュニケーションルールと方法をお伝えします。
自社の魅力・強みは?それを効果的に発信するには?商品やサービスなどの魅力を伝える“宣伝”とは異なり、企業PRは自社そのもののブランド力を向上させ、顧客接点を強めるものです。すぐに効果が現れるというものではなく、日々の広報活動の積み重ねが大きな実を結びます。アマゾンはガレージからスタートした企業。講演では企業PRに焦点をあて、大企業から中小企業まで規模を問わず、自社の魅力を見つけ、伝えるメカニズムをお伝えします。
不祥事から予期しない事故など、日常的に備えていても経営にはリスクが伴います。積極的な広報とともに備えておきたいのが、危機管理広報です。発生してしまった危機に対して、企業は顧客、株主、取引先、社員などステークホルダーへの説明責任があります。誤った対応により傷が深くなってしまうと言っても過言ではありません。講演では広報という視点から危機管理対応において外してはならない備え方、初動対応をお伝えします。
時代の変化とともにキャリアについて模索している女性が増えています。小西はセガ・エンタープライゼス、ソフトバンクを経て、アマゾンジャパンの広報本部長を務めました。自分が将来なりたい姿、そのためのキャリアプランニング、自己ポジショニング、メンター・サポーターの活用方法、ワークライフバランスの保ち方などについて、子育てをしながら紆余曲折しキャリアを築いてきた自己の体験を踏まえ、成功談・失敗談を交えてお伝えします。
採用面接から商談まであなた自身の魅力を相手に伝えるためには?また、相手に響く商品・サービスのコミュニケーションの作り方とは? 講演では強みの見つけ方・伝え方からプレゼン前に何をすべきかなど実践的なセルフPR術を伝えます。
メディアは企業/組織と社会の媒介者です。そのため、メディア取材は自社が社会の共感や信頼を得る貴重な機会になります。事業活動で大事なパートナーシップを結ぶ際に相手への理解を深めるのと同様、取材対応する際には、メディア(社会)が求める視点を理解し十分な準備することが必要です。このメディアトレーニングでは、何万という数の取材対応をしてきた講師が、メディアの視点、性質、戦術等を説明し、それを踏まえた情報の流れの生かし方、取材準備方法、インタビュー対応方法等について講義します。
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